パナソニック、無線LAN対応のCATVセットトップボックス--3D対応も予定

加納恵(編集部)2010年03月11日 17時00分

 パナソニックは3月11日、CATV用のセットトップボックスにHDD、ダブルチューナ、無線LANなどを搭載した新製品「TZ-HDW600M/HDW600F/HDW600P」を発表した。デジタルレコーダー並みの録画機能を備える。5月に発売される。

 HDW600M、HDW600Fはケーブルモデム内蔵、HDW600Pはケーブルモデム非内蔵となる。いずれも250GバイトのHDDを内蔵し、テレビ番組の録画が可能。ダブルチューナにより、2番組同時録画もできる。

 本体にはLAN端子のほか、無線アダプタが接続できるUSB端子を搭載。パナソニックの無線LANアダプタ「DY-WL10-K」(店頭想定価格:1万円前後)を接続すれば、ホームネットワークやインターネット動画が視聴できる。

 ソフトバージョンアップを予定しており、3D映像や高能率符号化方式(H.264/256QAM)などに対応していくという。

 本体サイズは高さ59mm×幅360mm×奥行き239mmで、従来製品に比べ体積で約40%の削減を実現したとのこと。本体のSDカードスロットは、SDXCカードの再生も可能だ。

「TZ-HDW600M/HDW600F/HDW600P」 「TZ-HDW600M/HDW600F/HDW600P」

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