富士通は5月9日、24時間連続稼動に対応した2.5型HDDとして、最大容量250Gバイト、毎分7200回転対応「MHZ2 BK」シリーズを開発した。7月末より販売を開始する。同社が5月30日より発売予定の最大容量250Gバイト、毎分5400回転の2.5型HDD「MHZ2 BS」シリーズに加え、より信頼性の高いHDDを求めるユーザーニーズに応えた製品だ。
両シリーズともに、高い頻度でのデータの読み書きなど、過酷な使用環境に対応。主に長時間連続稼動が必要とされているエントリーサーバやストレージシステムなどのエンタープライズ用IT機器や、ATMシステムやPOSシステムなどの産業機器などで要求される高信頼性を実現した。
高速転送を可能とするシリアルATA 3.0Gbit/sインターフェースに対応。さらにエンタープライズ用IT機器や産業機器などで問題となっていた回転振動の悪影響を最小限に抑える機能を搭載し、HDDパフォーマンスを高く維持できる。
環境にも配慮し、読み出しおよび書き込み時の消費電力において、MHZ2 BKシリーズでは2.3ワット、MHZ2 BSシリーズでは2.1ワットという低消費電力を実現。特定有害物質の使用制限指令であるRoHS指令にも準拠した。
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