イー・モバイルは6月29日、データ通信端末「D01HW(USBモデムタイプ)」(Huawei製)について、改良ソフトウェアの配布・一時販売限定を行うと発表した。D01HWで、旧タイプのMacと一部のWindowsで、端末を認識しない、ユーティリティソフトが立ち上がらない、接続しないといった事象の発生を確認しているという。
製造元であるHuaweiは、同タイプのデータ通信端末を、各国で200万台以上の販売実績がある。イー・モバイルでは、今回の事象は、日本で販売している広範囲なモデルのPCへの対応が不十分であったことが発生原因とし、Huaweiと共同で、改良ソフトウェアによる対応を進めている。
旧タイプのMacユーザーについては、6月29日からイー・モバイルのウェブサイトで、改良ソフトウェアをダウンロード配布。事象が解消するまで、一部のWindowsで発生した問題を告知したうえで、D01HWの販売を継続する。
また、一部のWindowsユーザーについては、データ通信端末導入方法などを再確認することで、事象解消を図る。事象が解消しない場合は、別タイプのデータ通信端末(D01NE、D01NX)との無償交換、または月額利用料金一切を含む、無償での解約を受けることで対応する。
なお、一部Windows向けの改善済みソフトウェアについては、できあがり次第ユーザーに連絡し、イー・モバイルウェブサイトでダウンロード配布する予定。Windows向けのD01HWの新規販売は、事象解消後となる見込み。
さらに、D01HWを新たに購入したすべてのユーザーに対し、2006年6月分の月額基本使用料を無料にするとしている。
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