イー・アクセスの子会社で携帯電話事業を手がけるイー・モバイルは5月31日、携帯電話事業に必要な資金として、3600億円を調達したと発表した。銀行からの借り入れに加えて、新たにシンガポールの投資会社であるTemasek Holdingsなどから273億円を調達する。
Temasekのほか、Goldman Sachs Group、イー・アクセスなどが第三者割当増資を引き受ける。内訳はTemasekが120億円、Goldman Sachs Groupが68億円、イー・アクセスが50億円で、そのほかが34億8000万円となっている。今回の増資により、イー・モバイルの資本金と資本準備金の合計は1432億1000万円となる。
増資後の出資比率は以下の通り。
イー・モバイルはすでに2200億円を金融機関から借り入れることを決定しており、今回の増資とあわせて3600億円以上の事業資金を確保したとしている。
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