ソニーは2月28日、デジタルカメラ「サイバーショット」シリーズ4機種を3月9日から順次発売すると発表した。いずれのモデルもハイビジョン静止画出力(水平1920画素×垂直1080画素)に対応しているのが大きな特徴だ。
ソニー独自の顔検出機能「顔キメ」を搭載したほか、同社の一眼レフカメラ「α100」用に開発された画像処理エンジン「BIONZ」をベースにサイバーショット用に新規開発し、より高画質で高速処理が可能になったという。
新サイバーショットは、Tシリーズ初の光学5倍ズームを搭載したスリムモデル「DSC-T100」(3月9日発売、市場想定価格:約5万円)、光学3倍ズームの「DSC-T20」(4月6日、同:約4万円)、2.5液晶搭載の「DSC-W80」(4月20日、同:3万3000円)、光学15倍ズームを搭載した「DSC-H7」(4月27日発売、同:約5万円)の4機種。このほかに、DSC-W80とハイビジョン静止画出力対応プリンタ、ケーブルなどを同梱したキット「DSC-W80HDPR」(4月27日、同:約5万円)を発売する。なお、キット以外、HD出力ケーブルは別売となる。
同社の調べによれば、ハイビジョンテレビの累計出荷台数は2007年3月予想で1400万台。世帯普及率は約30%という。これらの背景から、自宅のリビングなどにある大画面テレビとつなげて楽しむスタイルを提案。今後も新しいスチルカメラの楽しみを追究していくとしている。
発売に先駆け、3月1日より銀座ソニービル、お台場ソニースタイル、ソニースタイルストア大阪の3つのショールームにて先行展示を開始する。銀座ソニービルでは、3月6日より体感イベントを開催するという。
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