ソニーは10月22日、同社製デジタルカメラ「サイバーショット」で最も薄い17.3mmのDSC-T1と、メモリースティック デュオを採用し従来機より約4mmの薄型化したDSC-U40を発表した。価格はいずれもオープンとするが、11月21日発売のDSC-T1の予想小売価格は6万円前後、11月14日発売のDSC-U40は2万5000円前後という。
両製品の主な特徴は以下の通り。
【DSC-T1】
- 大型液晶画面を搭載:
2.5型の半透過型ハイブリッド液晶画面を搭載し、「撮影時のフレーミングや、大勢での画像閲覧が容易になった」(同社)という。また反射型とバックライト透過型の両方を使い分けられる半透過型を採用したことにより、屋内でも強い日差しの屋外でも画像が見やすい。
- 厚み17.3mmのステンレス製きょう体を実現:
プリズム内蔵光学3倍ズームレンズと高密度実装技術、新開発の薄型リチウムイオンバッテリー、メモリースティック デュオの採用により、17.3mmという薄いきょう体を実現した。
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"サイバーショット" 『DSC-T1』 |
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- 新開発CCDとカール ツァイス製レンズを搭載:
1/2.4型、有効510万画素のCCDと、カール ツァイスの「バリオテッサー」レンズを搭載した。
- 独自開発の画像処理プロセッサを搭載:
画像処理システム「リアル・イメージング・プロセッサー」により、高画質、画像処理の高速化、省消費電力化を実現したという。
- 最短1cmまでの接写に対応:
被写体に1cmまで接近して撮影することが可能。
- 毎秒30フレームの動画撮影に対応:
VGA(640×480ピクセル)サイズの動画を、毎秒30フレームで音声とともに記録できる。
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"サイバーショットU" 『DSC-U40』 |
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【DSC-U40】
- メモリースティック デュオ採用で薄型化:
記憶メディアとしてメモリースティック デュオを採用することで、従来機(DSC-U30)に比べ約4mmの薄型化を実現した。より高容量記録が可能なメモリースティックPRO デュオにも対応している。
- 半透過型ハイブリッド液晶画面を搭載:
反射型/透過型液晶の両方の特徴を備えたハイブリッド液晶を採用し、「屋外でも屋内でも視認性が向上した」(同社)。
- 撮影機能の向上:
動画撮影は、従来の120×160ピクセルに加え320×240ピクセルの記録に対応した。また連写機能は、1632×1224ピクセルなら2枚、VGA(640×480ピクセル)なら10枚まで撮影できるようになった。
- 最短10cmから合焦可能なレンズ:
10cmから無限遠まで合焦できるオートフォーカス対応レンズを搭載した。
ソニーのプレスリリース:DSC-T1、DSC-U40