ソニーは5月17日、米国向け再生専用Blu-ray Discの量産開始を発表した。ソニーの米国法人傘下のSony Digital Audio Disc Corporation(Sony DADC)が、現地に3ラインの生産設備を設置。記録容量25Gバイトの片面1層型ディスクを月産75万枚体制で生産する。
Sony DADCの工場では、ソニーが独自開発した高密度光ディスク生産用マスタリング装置を利用。併せて専用のオフセット印刷機と包装用ラインを設け、パッケージングまで一貫して行う。これらにより安定した生産体制を確保するという。
夏にはマスタリング装置の台数を拡充。10月にはオフセット印刷機と包装用ラインを増設し、生産能力を月産500万枚に引き上げる予定。同時に記録容量50Gバイトの片面2層ディスクの生産体制も整える。これに先立ち7月には、Blu-rayディスクのオーサリングサービスも開始するという。
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