TDKは4月12日、ベアタイプのBlu-ray Disc「BD-R」(追記型)、「BD-RE」(書き換え型)を発売すると発表した。
BD-RとBD-REは、TDK独自開発の新世代ハードコーティング技術DURABIS 2(デュラビス2)を採用、記録面が傷や指紋などの汚れに強く、カートリッジなしで使用できる。また、記録面のカバー層形成には、TDK方式の高精度スピンコートを採用することにより、高い平滑性と安定した記録再生特性を実現した。
また、BD-Rは、CD-RやDVD-Rの記録膜に一般的に使用されている有機材料(色素)とはまったく異なる無機材料を採用しており、光の影響を受けにくく、保存性に優れているという。一方、BD-REには、新開発の高感度相変化材料を採用し、1万回に及ぶ繰り返し記録にもエラーが出にくい安定した特性を実現したとしている。
ともに2倍速記録対応で、1層25Gバイトタイプは4月19日、2層50Gバイトタイプは対応機器の市場導入に合わせて発売する。価格はオープン価格となっている。
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