ナナオは3月20日、研究開発(R&D)体制の充実、強化を目的とし、本社敷地内に研究開発棟を新設すると発表した。投資額は約25億円で、2007年3月に完成する予定だ。
ナナオは2006年度を初年度とする「第二次中期経営計画」のなかで、以下の2点を技術分野の重点施策として挙げた。
研究開発棟を新設する理由として、ナナオは「これら施策を遂行し、他社との圧倒的な差別化を実現するためには、機能的、効率的なR&D環境を構築し、さらに人的資源の拡大にともなうR&Dスペースの確保が必要となるため」と説明する。新施設の建築面積は約2000平方メートル、延べ床面積は約1万2600平方メートル。
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