市場調査企業comScoreの新しい統計によると、「Android」は引き続き、スマートフォン顧客をかなりの勢いで獲得しているという。
2010年8月までの3カ月間で、GoogleのスマートフォンプラットフォームであるAndroidの米国における市場シェアは、その前の3カ月間よりも6.6%増加して19.6%に達した。Androidはまだ、上位5社のうちの第3位だが、同期間において市場シェアが増加したのは、Androidだけであった。
その他の主要な企業としては、RIMがスマートフォンプラットフォームの第1位で、米国のスマートフォン契約者の37.6%を占めた。第2位はAppleで、24.2%であった。Microsoftは10.8%、第5位はPalmで4.6%であった。これら4社はこの期間、Androidにシェアを奪われたが、comScoreは米国時間10月6日付けのプレスリリースで、それでもほとんどのスマートフォンプラットフォームが今夏、かつてないほどの消費者需要の高まりに牽引されて、契約者数をかなり伸ばしたと述べた。
米国において、8月までの3カ月間にスマートフォンを所有していた人の数は5570万人で、その前の3カ月間よりも14%も増加した。
携帯電話市場全体に対する調査結果としては、この3カ月間の携帯電話メーカーの第1位は、米国契約者の23.6%のシェアを誇るサムスンであったと、comScoreは述べている。第2位はLGで、シェアは21.2%、以下、18.8%のMotorola、9%のRIM、7.6%のNokiaと続く。携帯電話メーカー上位5社のうち、市場シェアを拡大したのはサムスンとRIMだけであった。
同じ期間に、自分の携帯機器を使用してテキストメッセージを送信したモバイルユーザーは67%、モバイルブラウザを使用した人は34.5%、アプリケーションをダウンロードした人は32%、ゲームをした人は23%、ソーシャルネットワークやブログを訪問した人は22.5%、音楽を聴いた人は15%であった。6つすべての活動において、それを実施した契約者の数がその前の3カ月間よりも増加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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