KDDIウェブコミュニケーションズは9月1日、同社が提供するホスティングサービス「CPI」で管理者ルート権限付きの専用レンタルサーバ「カスタマイズエンジン」をリリースしたと発表した。セキュリティの観点から共用サーバより専用サーバへのニーズが高まっていることを受けたもの。
カスタマイズエンジンは、ルート権限を利用者に渡すプラン。プログラムやアプリケーションなどを自分でインストールできるほか、OSやCPU、ハードディスク(HDD)、メモリなども用途に応じ選べるため、事業やサイト規模の成長を見越したサーバ運用が可能となっているという。これまで価格面で専用サーバ導入を見送っていたケースや、専用サーバを初めて利用するケース、共用サーバからの乗り換えを検討しているケースなどに対応し、最小プランの「CE01」では初期費用を3万1500円、月額費用を7350円とした。
PINGコマンドで監視する24時間死活監視、CPUやメモリ、HDDの状況を監視するリソース監視、各ポートに対しリクエストを投げて監視するサービス監視を標準搭載としている。今後はオプションとして、要望があった時にHDD全体をバックアップするイメージバックアップ、サービス解約後にサーバ内のデータを完全に削除し、同社社印を押印した証明書を書面で発行する「HDDデータ消去証明書」の追加を予定しているという。
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