KDDIウェブコミュニケーションズは7月21日、同社のホスティングブランド「CPI」において、専用レンタルサーバ「マネージドプラン」をリニューアルした。目的に合わせてカスタマイズできるBTOメニューの導入と、低価格化が大きな変更点となっている。
同社のCPIでは、共用サーバである「シェアードプラン」、専用サーバの「マネージドプラン」、root権限付きの専用サーバ「Windows One/Route One Plus」、VPS仮想サーバの「VPS Scalable Plan」をラインアップ。約4万社の導入実績がある。今回リニューアルしたのは「マネージドプラン」だ。
マネージドプランはroot権限を同社が預かることで、運用におけるすべての部分をアウトソースできる。同社の専任エンジニアがサーバを運用管理するため、サーバの知識がある専任の技術者を置くことができない中小企業や、技術者がいても業務が多くサーバの運用管理まで手が回らない企業などでも、専用サーバを運用できる。
KDDIウェブコミュニケーションズSMB事業本部 商品企画部ゼネラルマネージャーの柴達也氏によると、現在の同サービスの利用状況は、8割が企業サイト、2割がキャンペーンサイトだという。キャンペーンの利用期間は1カ月から3カ月といった短期間から6カ月程度というケースが多い。利用企業の業種はさまざまで、ニーズも多岐にわたるという。
今回のリニューアルは、3年前以来の大幅なメニュー変更となった。同社はマネージドホスティングを長年提供しており、「そのノウハウの積み重ねは他社にない強み」(柴氏)だという。リニューアルに際してはユーザーニーズを研究し、必要と思える新しい項目はすべて盛り込んだと自信を見せる。
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