中国のメディアが、同国における「iPhone 4」の販売が2010年9月に始まると報じた。
中国のCaixinメディアグループの報道によると、同国第2位の携帯電話会社である中国聯合通信(チャイナユニコム)が、9月にiPhone 4の提供を開始するという。Appleはまた、同社のタブレット製品「iPad」も中国で販売することでチャイナユニコムと契約を結んだ、とCaixinは報じた。
中国メディアによる今回の報道は、The Wall Street Journal(WSJ)による米国時間8月5日の報道と一致する。WSJは、Appleがまもなく中国でWi-Fi機能を搭載したiPhone 4を発売する予定だと伝えていた。
Appleは、2009年10月に中国で「iPhone 3GS」の販売を開始した。このとき同社は、中国がすべての製品に国内規格のWired Authentication and Privacy Infrastructure(WAPI)を採用するよう要求していることから、Wi-Fiではなく3G機能に限定して提供した。Caixinの情報筋は今回、iPhone 4のWi-Fi機能搭載について言及しなかったが、WSJの報道では、中国で発売される予定のiPhone 4がWi-Fi機能を搭載すると伝えていた。
Appleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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