簡単にプログラミングできるドローンがあれば、子ども向けの科学・技術・工学・数学(STEM)教材として有用だろう。ただし、トラブルで事故を起こす恐れがあるため、教育現場への導入は難しい。
そこで、組み立てやプログラミングの自由度が高く、安全なドローンやホバークラフトとして操縦できる「Airblock」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Airblockは、組み立て式のドローンキット。6角柱をした制御ブロック「コントロールコア」の周囲に同じく6角柱のプロペラブロック「ブレードモジュール」を磁石で吸着させ、好みの形状に組み立てる。完成したドローンやホバークラフトは、実際に飛行したり、地面や水面の上を滑空したりする。
各ブロックは、丈夫でありながら柔らかく軽い素材で作られているため、屋内で飛行させて壁に衝突させても傷を付けることがない。また、落下するなどしても、ブロックがバラバラになるだけで壊れず、組み立て直せば再度飛ばせる。高速回転するプロペラはブロックから露出していないので、誤って触れることがなく安全だ。
プログラミング用のビジュアル環境が用意されている。操縦には、スマートフォンやタブレットを使う。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月14日まで。記事執筆時点(日本時間10月26日17時)でキャンペーン期間は49日残っているが、すでに目標金額10万ドルの3倍近い約27万4000ドルの資金を集めている。
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