ときおり見かける子ども用ウェアラブルデバイスだが、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」でとても魅力的なスマートウォッチ「Octopus」を見つけた。3歳から8歳の子ども用というものの、ポップなデザインのうえ実用的で、大人でも欲しくなりそうだ。
Octopusは、子どもに時刻の概念と生活習慣を身に付けさせるための腕時計。まだアナログ時計の文字盤やデジタル時計の数字を読めない幼児でも理解できるよう、食事や歯磨き、就寝といった生活イベントをアイコンで分かりやすく表示する。子どもの理解度に合わせ、アイコン主体の表示モードと、デジタルまたはアナログ表示の時計モードが選べる。
スケジュールは、Bluetooth連携させたスマートフォンのアプリで設定する。何かをやるべき時刻になると、アイコンとバイブレーションで子どもに伝えられる。
子どもも楽しみながら使えるよう、歯磨きやペットの世話といった作業の達成度に応じてご褒美のバッジを集められるようになっている。
バッテリ駆動時間は最大96時間。充電には、付属ケーブルや、別売のタコ(Octopus)やシーツをかぶった一つ目お化けのような形の別売充電台を使う。この充電台は卓上ライトとしても使えるので、子どものベッドサイドなどに置くとよい。
バンドの長さは140mmから165mmに調整でき、およそ3歳から12歳の子どもの腕にはめられるそうだ。ただし、バンドは標準的なものと交換可能で、大人の腕にも合わせられる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月23日まで。記事執筆時点(日本時間6月8日11時)でキャンペーン期間は44日残っているが、すでに目標金額5万ドルを上回る約6万5000ドルの資金を集めている。CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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