サムスンがアクティビティトラッキングリストバンド「Gear Fit」を発売してから数年が経過した。スマートウォッチ「Gear S2」が登場したのは、2015年後半のことだ。そして、米国時間6月2日、Gear S2の多くの要素を同スマートウォッチより小さなフォームファクタに組み込み、価格も下げた「Gear Fit2」が発表された。
新しいGear Fit2は米国で6月10日に発売予定だ。報道によると、価格は179ドルで、ブルーとブラック、ピンクの3色が用意されるという。「Super AMOLED」ディスプレイ、3〜4日間持続するバッテリ、内蔵のGPSレシーバ、音楽を無線でストリーミングするためのオンボードストレージ、内蔵の心拍数モニタを備えるウェアラブルバンドとしては、非常に手ごろな価格設定だ。
Gear Fit2の狙いは、内蔵GPS無線で常時有効なアクティビティトラッキング機能を提供するウェアラブルを探している人の希望条件をほぼすべて満たすことだ。Gear Fit2は基本的なスマートフォン通知機能も提供し、テキストや通話、電子メールなどの通知をサポートする。
Gear Fit2の主なスペックは以下の通りだ。
アップデートされたGear Fit2フィットネスウェアラブルに加えて、サムスンは「Gear IconX」も発表した。Gear IconXは心拍数モニタと加速度センサを内蔵するワイヤレスのスポーツ用Bluetoothイヤホンだ。特定のルートをGPSで追跡することに興味のない人は、このイヤホンをエクササイズ時のフィットネストラッカーとして使うといいかもしれない。
音楽再生に加えて、Gear IconXはエクササイズの進捗状況に関するフィードバックを音声で伝える機能も備える。収集したデータは「S Health」と同期される。
Gear IconXの主なスペックは以下の通りだ。
Gear IconXの価格は発表されなかった。発売は2016年第3四半期に予定されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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