UPDATE 現在購入可能なアクティビティトラッカーは、ほとんどの製品で睡眠追跡機能が利用でき、なかには睡眠追跡を自動で実行する製品も多い。Jawboneの「UP2」「UP3」「UP4」に自動睡眠追跡機能がなかったことは意外であり、不満でもあったが、今回はそうしたことも解消された。
Jawboneは米国時間9月8日、「UP」シリーズで初となる重要なアップデートを発表した。このアップデートにより、UP2、UP3、UP4に自動睡眠追跡機能が追加され、UP3とUP4には「Passive Heart Rate」という新しい心拍数追跡機能が搭載される。
Jawboneはまた、100ドルのUP2トラッカーのデザインもわずかに刷新した。新たなデザインは、2本の細いストラップと、さらにしっかりと固定できるフック型の留め金が特徴で、さらに細くおしゃれな外観になっている。同社によると、テスターらは上下を逆に装着してトラッキング機能を目立たないようすることもあったという。Jawboneの広報担当者は米CNETに対し、旧型のUP2モデルの留め金部分に問題があったユーザーには、同社が新型と交換する予定であると認めた。
一方、ファームウェアアップデートが「Android」と「iOS」向けUPモバイルアプリを通じて8日より提供開始された。これにより、UP3とUP4にさらなる機能が追加される。両トラッカーで心拍数の計測が可能になったが、「Fitbit Charge HR」のように常時実行するわけではない。UP3とUP4はこれまで、夜間睡眠中の非活動時の心拍数のみを計測していた。
今回のアップデートにより、UP3とUP4にPassive Heart Rateという機能が加わる。どちらのデバイスも、静止時に1日中、一定時間ごとに心拍数を計測する。Jawboneは「例えばダイエット、カフェイン、ストレスの多い会議といった刺激など、日々の影響や選択が心拍や心臓の健康全般にどのような影響を及ぼす可能性があるかを知る上で独自の手掛かり」を提供するとしている。これまでは、オンデマンドの追跡機能やトレーニング中の追跡機能を利用できていた。
ソフトウェアアップデートのほか、Jawboneは、UP2に6色、UP3に4色のカラーを追加して発売する予定だ。UP2全6色の内訳は、バイオレット、ターコイズ、ブラック、グレー、ホワイト、ピンクだ。バイオレットを除く全モデルに新しい「軽量スリム」ストラップが採用される。何らかの理由で、バイレットモデルにはいわゆる「クラッシック」バンドを合わせている。刷新されたUp2は、100ドルで販売される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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