Pebbleは米国時間2月2日、スマートウォッチの販売本数が100万本を超えたと述べた。
100万本を達成したのは2014年12月31日だと、同社の広報担当者は米CNETに述べた。同社の最高経営責任者(CEO)Eric Migicovsky氏は2014年3月、販売本数は40万本であるとThe Vergeに明かしていたが、その数字から飛躍的に増加している。
2014年秋に価格を引き下げたことが販売促進につながったのかもしれない。Pebbleは2014年9月、スマートウォッチのスタンダードモデルを99ドル、「Steel」エディションを199ドルにするとともに、両モデルに機能を追加した。
2012年に記録を樹立した「Kickstarter」キャンペーン以来、Pebbleのスマートウォッチは高い関心を集め続けているが、Pebbleは現在、競争の激化に直面している。Motorolaやサムスン、LG、ソニーは、Googleのウェアラブル向けOS「Android Wear」を搭載するスマートウォッチを発売している。Microsoftは2014年下旬に「Microsoft Band」を発表した。さらに、Appleは4月に「Apple Watch」を出荷する予定だ。
各種競合製品に対抗するために、Migicovsky氏はThe Vergeに対し、同社は2015年に、新製品に加えて同社のスマートウォッチ向けに新しいプラットフォームをリリースする予定だと述べた。同氏は今後の計画を詳しく明かそうとはしなかったが、新しいソフトウェアプラットフォームによって同社のスマートウォッチは何らかの形でさらに他とは一線を画すものになるだろうと思わせぶりに語った。
「ウォッチに対するインタラクションモデルとして使用する新しいフレームワークを見出している」とMigicovsky氏は述べ、Pebble上で現在提供されているアプリは主な焦点にはならないと付け加えた。「現時点で存在するものとは異なり、また、スマートフォン上で見られるものとは異なる」(Migicovsky氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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