ここでは、6月20日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。
Googleは、Androidの標準メールアプリを分離し、「Google Play Store」で公開した。「メールアプリはすでにあるけど?」と思うかもしれない。その通りだ。違いは、今回のメールアプリがAndroidプラットフォームに縛られておらず、独立して機能する点だ。標準の「Gmail」アプリと違い、公開されたメールアプリは汎用インボックス方式を採用しており、「Yahoo」「Outlook」および「Hotmail」からメッセージを取得できる。IMAP、POP3、および「Microsoft Exchange」アカウントに対応しており、同期するフォルダを決めることも可能だ。
Appleが同社ウェアラブル製品の製造元としてQuantaを選定しており、早ければ10月にリリースできるよう、7月から量産を開始するという。Reutersが米国時間6月19日、匿名情報筋の話として報じた。Reutersによると、「iWatch」と呼ばれることの多いこのスマートウォッチは、対角寸法2.5インチのディスプレイを搭載する可能性が高いという。これまでの報道では、同端末のディスプレイはこれより小さく、対角寸法1.5インチ以下になるだろうと伝えられてきたものの、発売時期についてはおおむね9月か10月と予測されている。
Twitterは米国時間6月19日、リアルタイム動画共有サービスのSnappyTVを買収したと発表した。SnappyTVは4年前に創業した新興企業。買収条件は公表されていないが、Twitterは、SnappyTVのサービスを自社製品に組み込む予定だとしている。SnappyTVはテレビ局や組織との提携の下、動画の切り取りや編集、ソーシャルネットワークや携帯端末を含むさまざまなデジタルプラットフォームへの配信をほぼリアルタイムに可能にするサービスである。
オンライン動画の普及がますます進む中、Googleは米国時間6月19日、動画広告テクノロジを専門に扱う新興企業mDialogを買収したことを発表した。mDialogは、大手メディア企業と連携し、Appleの「iPhone」や「iPad」からGoogleの「Android」OS搭載端末、「Xbox」や「Roku」などストリーミング製品にいたるまで広範な製品に対する動画広告の運営および配信を支援している。
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