Tapbotsは米国時間7月11日、Twitterのサードパーティーアプリである「Tweetbot for Mac」のアルファ版を公開した。もっともTwitterが6月に、同社APIの利用ルールを厳格化するという発表を行っていることを考えると、このアプリは同社に目を付けられる可能性がある。
サードパーティーの開発者は、Twitterのフィードを利用するアプリの作成にあたり、同社が提供するアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を使用することになる。
この新しいアプリにはiOS向けのTweetbotに搭載されている主要機能が取り込まれているものの、まだ完全な状態には至っていない。TapbotsのMark Jardine氏がこの新アプリについてブログに投稿した内容によると、マルチウィンドウといった機能が開発中であるという。なお、Retinaディスプレイを搭載したMacbook Proでも正しく動作するはずだという。
またJardine氏は、ピクセル画像のずれやバグがあれば報告してほしいと述べている。
同氏はバグについて「たくさんあるはず」と述べ、「そのことについて警告がなかったとは言わないで欲しい」と続けている。
モバイル向けのTweetbotは普及してきており、Twitter自身が公開しているアプリよりもこちらを選ぶユーザーもいる。なお、Twitterは7月10日にiOS向けと、Android向けにモバイルアプリを公開したばかりである。
Tweetbot for Macが、Twitter自身の公開しているMac向けアプリよりも人気を博するかどうかは、もう少し経ってみないと分からない。なお、TwitterのMac向けアプリが最後にアップデートされたのは1年も前のことである。
なおJardine氏によると、同アプリはTapbotsが有償化を決定するまでの間は、テスト中のアプリとして無償で提供されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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