日本電信電話(NTT)は11月2日、パナソニック電工、富士ゼロックス、シャープ、NEC、バッファローと、ホームICTに関する新サービスの開発・実用化に向けた実地検証を開始すると発表した。
ホームICTは、家庭用機器やオフィス用機器をネットワークにつなぐことで便利に利用する仕組み。光回線や次世代ネットワーク(NGN)など、ICT基盤を拡充するNTTと、ネットワーク対応機器を販売する、パナソニック電工、富士ゼロックスら5社が共同で実地検証に取り組み、新サービスの開発・商用化に向けて検討していくという。
検証は、12月から順次NTT研究所で行う。各社の機器、アプリケーションとホームICT基盤を接続し、動作の正常性などを確認するとのことだ。
また、パナソニック電工では、エアコン・照明のオン/オフなどのライフィニティ(くらし安心ホームパネル)の接続・動作環境、富士ゼロックスでは、中小企業やSOHOに向けたホームICTの有用性の検証、シャープでは家電、エネルギー、健康などさまざまなサービスをシームレスに提供するサービス基盤の確立など、各社ごとのテストも実施するという。
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