NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は6月5日、日本の携帯電話から中国の携帯電話へのショートメッセージ(SMS)に送信できる「メール通(つう)」サービスで、中国語翻訳機能の提供を開始した。
メール通は、これまでiモード、EZweb、Yahoo!ケータイの公式サイト「Cafe China」(http://www.hellonavi.com/)で提供され、中国の携帯電話に送信するメッセージの入力を漢字または英数字に限定していた。
今回追加された中国語翻訳機能により、日本語で入力したメッセージ本文を中国語に翻訳し、中国側の携帯電話に送信できる。中国語が分からないユーザーでも、中国側の携帯電話利用者との間で、コミュニケーションが可能となる。
翻訳機能そのものの利用は無料だが、Cafe China(利用料月額315円)への登録が必要。
2008年の北京オリンピックを控え、日中間の通信需要が高まりつつある。NTTコムでは今後、若い世代の相互交流を促進するため、日本の携帯電話による中国語翻訳機能のみでなく、中国側の中国携帯電話にも日本語翻訳機能を追加することを検討していくとしている。
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