Microsoftは米国時間5月22日、ノースダコタ州ファーゴの拠点を拡張し、新たに575名の従業員を収容できる3番目のビルディングを建設することを明らかにした。
同社は今回の計画を、将来的に同拠点の従業員数を3800名にまで増員する取り組みの第一段階だと話している。現在ファーゴの拠点には、956名のフルタイム従業員と337名の契約社員および短期労働者の、合計約1300名が勤務している。
Microsoftは、2001年に完了したGreat Plains Softwareの買収に伴ってファーゴ拠点の運営を始めたが、今では他部門のスタッフもここで働いている。
Microsoftのビジネス部門プレジデントJeff Raikes氏は、「数年来、Microsoftのファーゴ拠点は大幅に規模を拡大してきた。今日では、複数部門のチームがここを本拠とするようになっている。このたび発表したきわめて野心的な拡張計画は、われわれの成長と変わりゆくビジネスニーズに歩調を合わせたものだと言える」と、声明の中で述べた。
ファーゴ拠点に12万平方フィートにおよぶ新ビルを建設するのに加え、Microsoftは既存の施設も6万5000平方フィート広げる予定だという。
同社は2007年4月、ワシントン州ベルビューに建設している2棟のオフィスタワー内の130万平方フィート(約12万平方メートル)を賃貸に出すと発表した。ベルビューは、レドモンドの本社にほど近いシアトルの市街地。Microsoftは、このスペースには4000人を収容できるようになると説明している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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