GMO Venture Partners(GMO-VP)とpaperboy&co.はこのほど、仮想世界サービス「Second Life」内で活躍する起業家、エンジニア、クリエーターの支援活動を目的とした「Second Lifeファンド」プロジェクトを立ち上げると発表した。
GMO-VPとpaperboy&co.は、Second Lifeに限らずオンライン仮想3D空間での活動が、次世代CGM(Consumer Generated Media)である「CGS(Consumer Generated Society)」として今後ますます広がりを見せると予測しており、この分野に着目している。Second Lifeファンドは、セカンドライフ内で急激に拡大すると予想される起業家、エンジニア、クリエーターの支援を目的にプロジェクトを展開するというもの。
プロジェクトの第1弾として、セカンドライフ内の「ペパボ島」において「Second Lifeビジネス・デザインコンテスト」を2月14日から開催する。このコンテストは、Second Life内でのユニークなデザインやAPIを利用した作品などの制作物を募集する「クリエイティブ部門」、および独創的なビジネスプランを募集する「ビジネスプラン部門」の2部門で行われる。
Second Lifeは、米Linden Labが2003年から提供している仮想世界サービス。米国を中心にユーザーが増加しており、1月末の時点で約300万のユーザーIDが登録されている。現実世界と同様に生活や購買を行うことができ、取引に使用される仮想通貨は現実世界でUSドルとの交換が可能だ。現在は英語版のみのサービスだが、日本語によるサービスがまもなく開始される。
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