米国時間4月11日、今年で第10回目となるインターネット版のアカデミー賞「Webby Awards」の候補が発表された。各賞候補のリストには、いま話題のサイトがずらりと名を連ねている。
Webby Awardsは、インターネットの台頭と衰退、そしてWeb 2.0による再興を見守ってきた。授賞式は6月12日、「The Daily Show with Jon Stewart」に出演しているコメディアンRob Corddry氏の司会で、ニューヨーク市で開催される予定だ。受賞者の公式発表は5月9日に行われる。
Webby Awardsは、「社会運動」「銀行、金融」「有名人、ファン」「ユーモア」「個人サイト」「科学」など65の部門に対し授与される。
Webby AwardsのエグゼクティブディレクターDavid-Michel Davies氏は、「これを『Web 2.0』と呼ぶかどうかは別として、今年ノミネートされたサイトは、消費者が主導権を握ってウェブを再構築し、さらに活性化し使いやすく意義あるものにしていくトレンドを反映している」と話している。
「ベストプラクティス」部門には、Bloglines、Google Maps、Technorati、Writely.com、Flickrがノミネートされている(Flickrは「ベストナビゲーション、ストラクチャ」「ベストビジュアルデザイン、ファンクション」「ソーシャルネットワーキング」の各部門にもノミネート)。FOX Broadcastingの「シンプソンズ」のサイトは「テレビジョン」部門でノミネートされた。「映像と動画の有効利用」部門ではビデオブログのRocketboomが候補に挙がっている。
良い意味での「ウィアード(風変わり)」部門では、Boneless Pig Farmers Association Of America、Car Stuck Girlsや、都市伝説を収集するSnopes.comなどがノミネートされている。
一般のウェブユーザーが選ぶ「人々の声」賞は各部門5月5日まで投票を受け付けている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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