博報堂および博報堂プロダクツは12月4日、クラウドコンピューティングを使って広告・販促物制作の業務プロセスを最適化するサービス「Production Cloud」を開始した。
広告や販促物の制作進行から在庫、配送管理までの業務プロセスをブラウザ上で一元的に管理できる点が特徴だ。「進捗管理」「素材管理」「校正支援」などの業務支援系アプリケーションから必要な機能のみを選んで使用できるほか、既存のインフラと連携させることも可能だという。
広告主や制作会社、印刷会社などさまざまな関係者がアクセスできるため、素材手配のやり取りや複数の関係者による校正チェック、納品時の地方拠点などとの連絡作業といった事務作業の手間を省き、未使用ツールの廃棄ロスなどを改善できるとのことだ。
Production Cloudはセールスフォース・ドットコムのクラウド型開発プラットフォーム「Force.com」をベースに開発しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」