オウケイウェイヴ、Q&AサイトのOEMサービス「OKWave QA Partner」を提供

 オウケイウェイヴは5月29日、同社が提供するQ&Aサイト「OKWave」のパートナーサイト商品に新機能を追加し、「OKWave QA Partner」として商品構成を一新したと発表した。

 QA Partnerは、従来提供してきたパートナーサイト(旧:コミュニティ連携)と「OKWave Support Through」を統合した新商品。OKWaveのデータベースを利用することで、顧客はサイト管理などのメンテナンスを行うことなく、自社サイト内にOKWaveと連携したQ&Aサイトを導入できる。

 オプションとして、新機能「コンテンツマッチ」を提供する。コンテンツマッチは、Q&Aコンテンツ内の各回答を自動解析し、回答内容と連動した自社コンテンツなどへのリンクを自動的に組み込むサービス。

 たとえば住宅に関する質問に対して「一戸建て」に関する回答と「集合住宅」に関する回答が寄せられた場合、回答ごとに「一戸建て」に関連した自社サイトへのリンクと、「マンション」に関連した自社サイトへのリンクを自動的に掲示する。これにより、Q&Aコンテンツの回答内容に関心を持ったユーザーを、スムーズに自社の商品やサービスのサイトへと誘導できるという。

 また、コンテンツマッチの管理や、導入したパートナーサイトからのQ&A投稿数など、さまざまな統計情報を取得できる「パートナーサイト管理画面機能」を新たに提供する。OKWaveにすでに蓄積された1200万件以上のQ&Aコンテンツを活用し、サイトの活性化、集客、ページビュー(PV)増加を図る。新規の質問と回答は、OKWaveおよび他のパートナーサイトからでも閲覧が可能なため、素早い回答が期待でき、顧客満足の向上にも寄与できると、そのメリットを説明している。

 OKWaveは、すでに、NTTレゾナントの「教えて!Goo」やエキサイトの「質問広場」、マイクロソフトの「MSN相談箱」などのポータルサイトや、トレンドマイクロ、エプソンダイレクトをはじめとするサポート部門など、約40サイトとのパートナーサイト網を構築している。

 オウケイウェイヴでは、QA Partnerをさまざまな業種のサイトにおける集客とPV増、さらにはそこから利益を生み出すソリューションとして、あるいは企業のユーザーサポート部門向けに顧客ロイヤルティを醸成するCtoC型サポートコミュニティとして、幅広く提供していくとしている。

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