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日本HP、ストレージ製品の拡大と値下げで「国内ナンバーワンをめざす」

2004/06/25 15:09
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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は25日、同社のストレージ製品であるStorageWorks MSAシリーズのラインアップを拡充し、同時に最大51%の価格改定を行うと発表した。これにより、WindowsおよびLinux環境のストレージ市場で「国内ナンバーワンをめざす」(日本HPエンタープライズストレージ・サーバ統括本部 ネットワークストレージ製品本部 本部長 渡辺浩二氏)としている。

 今回同社が新たにラインアップに追加したのは、Serial ATA対応のMSA 20と、MSA 500の後継機となるMSA 500 Generation 2、そしてディスクエンクロージャと組み合わせて使用し、SANを構成する外部ストレージ用コントローラのMSA 1500 csだ。

日本HPエンタープライズストレージ・サーバ統括本部 ネットワークストレージ製品本部 本部長 渡辺浩二氏

 HPでは、ILM(情報ライフサイクルマネジメント)のコンセプトにおいて、ミッションクリティカルなデータをオンラインに、頻繁に書き換えられるデータではないが大容量なものをニアオンラインに、アーカイブデータをニアラインに保存するとしているが、Serial ATA製品はニアオンラインに位置づけられるものだ。MSA 20を投入することで、データの重要度に合わせたソリューション構築の際に選択肢が広がることになる。

 新製品の価格は、MSA 20が40万円、MSA 500が70万円、MSA 1500 csが98万円で、出荷時期はMSA 20が7月下旬、MSA 500が7月上旬、MSA 1500 csが7月中旬となっている。

 HPでは、ストレージ部隊とサーバ部隊が共同で開発に取り組んでおり、両アーキテクチャが共通化されているという。ストレージ用のディスクとサーバ用のディスクに互換性があるため、「簡単に導入、管理、拡張が実現できる」と渡辺氏。両製品を共同開発したことで、既存の投資を十分に生かすことができるという。「サーバまたはストレージの単独ベンダーにはできないことが、HPにはできる」と渡辺氏はアピールする。

 またHPは、既存のMSA製品の価格を見直し、最大約51%の値下げを実施する。x86サーバ市場での価格性能比の向上や、初期導入コスト低減へのニーズが高まっているためだ。具体的には、MSA 500を105万円から70万円へ、MSA 1000を180万円から88万円へとする。

 渡辺氏によると、国内におけるWindows・Linux環境のストレージ市場規模は約1000億円で、HPのシェアは約15%だという。これは、Dell | EMCブランドに次いで第2位だというが、HPではストレージ事業をさらに強化し、「30%のシェアを獲得して国内1位をめざす」(渡辺氏)とした。

 なお同社では、ブレードサーバ市場でも国内シェア1位をめざすとしている。ブレードサーバもストレージも、一度顧客がきょう体を購入すれば、当面の間顧客を囲い込むことが可能となる製品だ。HPが両市場に目をつけるのもうなずける。

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