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IBMとデルが大幅増加、サンとHPは減少--2004年第1四半期米サーバ市場

2004/05/25 16:56
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 米国のサーバ市場は拡大を続けているが、ただしすべてのメーカーがこの恩恵に浴しているというわけでもない。

 調査会社Gartnerは2004年第1四半期におけるサーバ市場のデータを発表した。それによると、IBMとDellはそれぞれ前年同期と比べて20%以上売上を伸ばしたという。

 「そのほか」のカテゴリーに分類されるメーカー各社も業績を伸ばし、前年と比べた売上は、サーバ全体で25.3%、Linuxサーバでは71.9%の増加となった。ほとんどのサーバ製品分野で、「そのほか」のカテゴリーに属するメーカーのグループのほうが、ほぼすべてのブランドメーカーよりも高い成長率を記録した。

 一方、Sun Microsystemsの年間の売上高は16.7%、Hewlett-Packard(HP)では13.2%の落ち込みを見せた。Gartnerによると、米国全体のサーバ売上高は第1四半期に7%増加したという。

 Sunは、売上ベースのシェアでDellに追い抜かれ、市場第4位となった。同期に、Dellのシェアが14.8%まで増加したのに対し、Sunのシェアは11.6%に落ち込んだ。なお、2003年第4四半期における米国での市場シェアは、Sunが13.4%で、Dellは13%だった。

 Gartnerによると、売上で見たサーバ市場全体のトップは依然としてIBMで、同社の米国におけるサーバ売上高は14億9000万ドルとなり、前年同期比21.8%の増加となった。一方、売上ベースの市場シェアでは、IBMが33.4%となり、前年同期の29.3%と比べて4.1%増加している。

 IBMは、Intelプロセッサ搭載サーバの売上も37.2%増加し、3億2200万ドルになった。この分野でIBMは、HPやDellに大きく差をつけられているが、両社より急激な成長を見せた。Dellは、前年と比べて売上が24.2%増加し6億6200万ドルとなった。一方、HPの売上は11%伸びて7億3800万ドルになった。しかしながら、同市場は全体で24.5%拡大しており、HPとDellの両社は、IBMやその他のメーカーにシェアの一部を明け渡したことになる。

 市場第2位であるHPの同四半期におけるサーバの売上は10億ドルだった。市場全体における同社のシェアは、前年の28.1%から5.3%減少して、22.8%になった。

 しかし、それでも同社は、同四半期におけるLinuxサーバの売上において勝利を収めた。同社のLinuxサーバの売上は、前年同期と比べて48%増加し、2億3400万ドルに達した。HPは同分野で、前年同期比19.9%増にあたる2億6000万ドルの売上を計上したIBMに僅差で2位につけている。IBMの成長は市場全体に比べて緩やかで、同社のシェアは5.2%減少。一方、HPはLinux市場でのシェアを1.7%拡大した。

 マーケットシェアに関しては、Dellが全サーバ支出額の14.8%を占めた。前年同期の12.8%と比較して2%の増加となる。

 Dellは大手メーカーのなかで唯一、一般的に売上が落ちるといわれる第1四半期に、前四半期よりも売上を伸ばした。同社の第1四半期の売上は、前年の第4四半期と比べて3.8%増加。これに対して、IBMの同四半期の売上は、前年の第4四半期と比べて7.3%減少したが、SunとHP両社の売上が二けたも落ち込んだため、IBMのシェアは逆に拡大する結果となった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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