業績絶好調のFacebook--最大の牽引役はモバイル広告 - (page 2)

Ian Sherr (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2016年02月01日 07時45分

 投資家がFacebookの決算に好感を持ったことは明らかである。同社の株価は一時、時間外取引で12%以上上昇した。

Facebookの利用拡大

 Facebookが機能を拡充し続けていることも同社の成功に寄与している。現在、約4億人が同社のInstagram写真共有サービスを利用し、9億人が「Messenger」を使ってほかのユーザーと直接コミュニケーションを取っている。

 FacebookはFacebook Messengerで共有できるデータの種類も拡大してきた。例えば、動画や写真、同社のいわば絵文字であるステッカーなどだ。Zuckerberg氏によると、それを通して、同社はMessengerを単なるFacebookの1機能ではなく、ビジネスに変える方法を学んだという。

Mark Zuckerberg氏は、Facebookを、単なる猫動画を共有する場所以上のサービスにするため、積極的な取り組みを進めている。
Mark Zuckerberg氏は、Facebookを、単なる猫動画を共有する場所以上のサービスにするため、積極的な取り組みを進めている。
提供:James Martin/CNET

 さらに、1日の動画の合計視聴時間も1億時間に達した。同社は2015年11月、1日の動画視聴回数が80億回に達したことを明かした。これは、その6カ月強前の2倍の数字である。

 同社によると、広告主がFacebookとInstagramに押し寄せたことで、Facebookの2015年第4四半期の利益は15億ドルを突破したという。InstagramはFacebookが4年前に10億ドルで買収した写真共有サービスだ。

 第4四半期(12月31日締め)、株式報酬費の調整などを除いたFacebookの1株あたり利益は79セントだった。売上高は52%近く増加して、58億ドルに達した。アナリストらの予測は、1株あたり利益が68セント、売上高が54億ドル弱だった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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