KDDIは12月下旬より、太陽光発電や深夜電力を活用するトライブリッド方式電力制御技術を、au携帯電話基地局に試験導入する。
トライブリッド方式電力制御技術は、太陽光パネルで発電した電力や、深夜電力によって蓄電池に充電された電力、商用電力の3つの電力を制御し、時間帯ごとに変えて基地局へ供給する技術。これにより、商用電力の使用量とCO2排出量が、それぞれ20〜30%削減できるという。
さらにKDDIでは、蓄電池の小型/軽量化や長寿命化、鉛金属削減による環境負荷の低減を図るため、これまで主流となっていた鉛タイプの蓄電池に加えてリチウムイオン電池も使うべく、検証を進める予定だ。
今後は、家庭での利用拡大が期待されている省エネシステム(スマートハウス)や通信局舎、データセンターにおいて、このトライブリッド方式電力制御技術を活用するよう検討するとしている。
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