総務省は、2008年度末におけるNTT東日本、西日本のシェア状況を取りまとめた。
報告書によると、2009年3月末時点における、加入者回線全体に占めるNTT東日本、西日本のシェアは、前年度91%から90%にわずかに減少。他方、FTTH回線におけるシェアは前年度の78.9%に対して78.8%とほぼ横ばいとなった。
また、2社のFTTH回線数シェアを地域別に見た場合、2007年度と比較して中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県)や九州地方(福岡県、熊本県)でシェアが2〜4%程度増加。一方、中部地方(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)や石川県では、電力系事業者や地域系CATV事業者(自治体)などの影響によりシェアが5〜8%程度減少し、2007年度に引き続きおおむね東高西低の傾向にあるとしている。
さらに、NTT東日本、西日本のFTTH回線数のシェアが50%を下回る都道府県は、2007年度同様の滋賀県のほかに、奈良県が加わった。
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