4大レコード会社の第3位で、Green DayやLinkin Parkといったアーティストを擁するWarner Music Groupは米国時間11月17日、2010会計年度第4四半期(7-9月期)の決算を発表し、純損失が4600万ドルになったことを明らかにした。前年同期の純損失は1800万ドルだった。売り上げは前年同期の8億6700万ドルから13%減少して7億5200万ドルになった。
デジタル関連の売り上げは前年同期比7.1%増の1億9700万ドルとなった。デジタル関連の売り上げは、今や同社の事業全体の4分の1を占めている。
Warnerにとって悪いニュースは、米国でダウンロード販売の売上成長が横ばいになっていることだ。消費者をわくわくさせるような音楽配信サービスはほとんど見当たらない。業界団体の全米レコード協会(RIAA)が、人気の高いファイル共有サービス「LimeWire」を提訴することで同サービスを停止に追い込んだにもかかわらず、違法なファイル共有は依然として活況を呈している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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