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アップルに新たな特許紛争--OSの高速起動に関して
米フロリダ州に本拠を置くOperating Systems Solutionsは先ごろ、「Mac OS X」が同社の保有するOSの高速起動に関する特許を侵害していると主張して、フロリダ州中央地区米連邦地方裁判所にAppleを提訴した。この特許は元々、LG Electronicsが2002年に取得したものだ。
特許には次のような記述がある。「コンピュータシステムを高速起動する方法は、以下の手順で構成される。A:システムの電源が入るかリセットが要求されると、基本入出力システム(BIOS)のパワーオンセルフテスト(POST)を実行する。B:前回の通常起動処理を実行する際に作成された、システム起動状態などの起動時設定情報が存在するかどうかを確認する。C:チェックの結果に基づき、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)プログラムを読み込む前に、POST処理の実行によって得た起動時設定情報を保存する。D:GUIプログラムを読み込む」
この訴訟については、Patently Appleが最初に報じた。
Operating Systems Solutionsは訴状の中で、Mac OS Xの具体的なバージョンを挙げていない。しかし、「Appleは、この地域内で(Operating Systems Solutionsの特許を)侵害しているMac OS Xを搭載したコンピュータシステムを販売するか、または販売を試みている。このコンピュータシステムとは、『MacBook Pro』を含むがこれに限定されるものではない」とはっきり主張している。
Operating Systems Solutionsが実際にどういった事業を行っているかは現時点で不明だ。米CNETではGoogleで何回か検索してみたが、同社に関する結果は得られなかった。また、連絡先情報も公開していないようだ。米CNETは同社の弁護士との接触に成功し、この人物にコメントまたは同社に関する情報を求めたが回答は得られていない。
今回の訴訟においてさらに意外な側面の1つは当該特許の歴史であり、元々は2002年に家電大手のLGが取得したものだった。ただしOperating Systems Solutionsが訴状で指摘しているように、この特許は2008年に再交付されており、同社は現時点で当該特許の「すべての権利、所有権、および利益」を保有している。
この訴訟にLGは関わっていないようだ。米CNETは同社にコメントを求めたが、回答は得られていない。
裁判所に提出された書類によると、Operating Systems Solutionsは差止命令による救済を求めている。同社はまた、損害賠償および「特許を侵害している手法に関して残っているすべての広告、ちらし、パンフレットなどの販促資材や宣伝材料、ウェブサイトといった素材の(即時)処分」も求めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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