ノキア・ジャパンは1月26日、代表取締役社長にマウリ・ウコンマーンアホ(Mauri Ukonmaanaho)氏が就任したと明らかにした。ノキア・ジャパンの社長就任は2008年12月31日付という。
ウコンマーンアホ氏は、ノキア・ジャパンの代表取締役社長と現職の東京R&Dセンターのディレクターを兼任する。前任は、2006年1月から2008年12月までタイラー・マクギー(Tyler McGee)氏が代表取締役社長を勤めていた。
ウコンマーンアホ氏はフィンランド人で、1997年にノキア・ジャパンに入社。W-CDMAを含む第3世代携帯の開発にかかわり、画期的な端末の機能開発に携わってきたという。2001年から2007年にはプロダクト・プログラム・マネージャー(PPM)を務め、Nokia 6600や、ノキア端末で初めて光学ズームとGA 30 fps videoを搭載したNokia N93、5メガピクセルのカメラとキセノンフラッシュを搭載したNokia N82などの開発を指揮。2008年より東京R&Dセンターを統括していた人物だ。
新社長のマウリ・ウコンマーンアホ氏は、「日本には重要なR&Dやソーシング・オペレーションがある。これらの活動の更なる発展を目指す」とコメントを発表している。
ノキアは2008年11月、高級ブランド「Vertu(バーチュ)」を除き、日本での携帯電話端末の販売と販売活動を打ち切りることを発表している。
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