モバイルサービスの充実に力を入れるNokiaが、新しいメッセージサービスとともに、地図とナビゲーションサービスの新版をリリースした。
このたびアップグレードされた「Nokia Maps」は、高解像度航空画像、3次元表示などの新しい機能を提供する。GPSを利用して、自分の位置情報を友人と共有することも可能だ。Nokiaはまた、Nokia Maps最新版で、PCベースのインターネットサービス「Ovi」との連携も強化している。PCでNokia Mapsを利用して出発前にルートを決め、その情報を携帯電話と同期して路上で利用する、などのことが可能になる。現在、この事前ルート設定機能はWindowsベースのPCのみで利用できる。
これ以外の新機能は、次のとおりだ。TBT(進路方向毎の)ナビゲーションガイドの購入オプション、リアルタイムの交通情報へのアクセス(一部の国)、約450の都市のイベント・映画情報を提供する「Wcities」へのアクセス、複数ある地下鉄の駅の入り口の表示(一部の都市)など。
Nokiaはまた、「Nokia Messaging」クライアントの最新版も発表した。Yahoo Mail、Yahoo Messanger、Windows Live Hotmail、Gmail、Google Talk、AOL Mailなど主要メールサービスのほか、数千ものISPが提供する電子メールとIMを統合できる。このサービスは、Oviとも統合可能で、ユーザーは1Gバイトの容量を利用できる。携帯電話でのシングルサインオンも提供、ベータ版は12カ国語に対応した。
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