クリスマスが近づく中、解雇通知まで一緒にやって来そうである。
米Yahooの最高経営責任者(CEO)であるJerry Yang氏は10月下旬、決算発表後に従業員に宛てた電子メールの中で、10%の人員削減の影響を受ける社員に対しては、「今後数週間以内にレイオフの通知を行う」予定であることを明らかにしていた。これは当初、感謝祭の前に行われることを意味していたが、およそ1430人の職を解くまでには、明らかにもっと多くの時間がかかったようだ。
Dow JonesのAllThingsDは、解雇通知は米国時間12月10日中に出されることになり、社内全体が対象となると伝えるリポートを掲載した。
Yang氏は、直近の決算発表の席で、さらなるレイオフが2009年にも実施される可能性があると明らかにしていたが、AllThingsDは、ある匿名の情報筋が、今後の一連の解雇や新規雇用の凍結などを通じて、さらに500人の職が解かれることになると語ったことを伝えている。
Yahooが、従業員の10%削減を決定した今回の動きは、経済事情が悪化する中で、売り上げへの影響を相殺するため、人員削減に走っている他の多くの企業に呼応するものとなっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス