KDDIは3月14日、携帯電話のユーザーインターフェースに関するミドルウェアを開発、販売するアクロディアに資本参加すると発表した。発行済み株式の6.6%にあたる4300株を市場から買い付ける。
携帯電話においてユーザーインターフェースの位置づけが今後重要度を増すと判断。アクロディアの株式を保有することで、携帯電話機の開発におけるシナジー効果を期待しているとした。
アクロディアは2004年に設立されたベンチャー企業。創業者で代表取締役社長 兼 CEOの堤純也氏は3D動画再生技術のエイチアイにおいて副社長兼CTOを務めた経歴を持つ。創業から2年後の2006年10月には東京証券取引所マザーズ市場に上場した。国内通信キャリアのほか韓国Samsung Electronicsなどに導入実績があり、NTTドコモグループの投資、コンサルティング会社であるドコモ・ドットコムからも出資を受けている。
KDDIは4月末までに予定株数を買い付ける計画。アクロディア株の3月14日の終値は前日比1万円(3.88%)減の24万8000円となっており、この値段で計算した場合の株式取得金額は10億6640万円となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」