Apple Computerはドイツ法人Apple Germanyの代表取締役として、「EyeTV」を製造するElgato Systemsの最高経営責任者(CEO)を迎え入れる予定だ。
Elgatoが現地時間18日に発表した声明によると同社CEOのFreddie Geierは10月末に同社を退職し、Apple Germanyの代表取締役に就任するという。
「これで真の企業家がApple Germanyを率いることになる。同社の前途を祝うとともに、Freddieにもおめでとうと言いたい」とElgatoの社長で創業者でもあるMarkus Festは声明のなかで述べた。Festによると、Elgatoの陣頭指揮はFest自身が引き続きとることになるという。
同社は、MacにTiVoのような機能を追加した製品EyeTVで知られている。Appleは、Macにテレビの録画機能を追加することに長年難色を示してきた。Appleは先週、離れた場所から音楽やビデオを再生するリモコンとFront Rowソフトウェアが搭載されたiMacの新製品を発表した。
Elgatoの製品や、MicrosoftのWindows XP Media Center Editionのようにテレビと直接接続する方式をサポートするのではなく、Appleはコンピュータにダウンロードした音楽、写真やビデオファイルをリモコンで再生するソフトウェアに重点を置いている。
2003年7月からElgatoを率いていたGeierにとって今回の移籍は、古巣へ戻ることを意味する。Elgatoに移る前に、Geierは米Appleでビジネス開発上級ディレクターを務め、CD焼き付けソフトのToastを開発したAstarteのジェネラルマネージャも歴任していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス