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拡大が予想されるVoIP市場-- 米IP電話プロバイダのボネージ、IPOへ

2006/02/09 12:43
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 IP電話プロバイダのVonageが、2億5000万ドルの資金調達を新たに目指して株式を公開する。

 Vonage(本社:ニュージャージー州ホルムデル)は米国時間2月8日、株式公開に必要な書類を証券取引委員会(SEC)に提出した。Vonageは、株式公開によって2億5000万ドルの資金を調達したい考えだ。ティッカーシンボルおよび売り出し価格はまだ設定されていない。

 Vonageは、市場での知名度が最も高く、大きな成功を収めているIP電話企業の1社である。創設4年の同社は、電話での通話にインターネットを利用することで、ブロードバンド回線を電話回線に変えるビジネスを基本的に展開している。

 米国のVoIP市場は、誕生して間もない状態にある。しかし、アナリストは、消費者が従来の電話サービスから、より低価格のVoIPサービスへと乗り換えるなか、この市場は数年以内に急成長を遂げると予測している。北米では2004年に約90万〜150万人がIP電話を利用しており、2007年末までにはこれが820万〜1530万人へと増加する見通しだ。

 2005年9月には、欧州の小企業であったSkypeをeBayが26億ドルで買収したことで、VoIPサービス業界全体に大きな注目が集まった。Skypeは、コンピュータや専用のVoIP電話機を使った通話を無料で提供していた。

 Vonageは、成長の可能性を秘めた市場の活用に向け、自社が好位置につけていると考えている。同社サービスの加入者は2005年に3倍以上にふくれあがり、2006年2月8日現在ではVoIPサービス利用者が140万人を越えたという。

 さらに、Vonageは売り上げも急速に伸ばしてきた。同社は2003年に1870万ドルの売り上げを計上しており、2004年にはこれが7970万ドルに伸びている。加えて、2005年9月までの3四半期合計では1億7000万ドルの売り上げがある。

 ただし、急成長を遂げている同社だが、純損失も続けて計上している。会社設立以来、同社は累計で3億1000万ドルの損失を計上しており、そのうち1億8960万ドルが2005年最初の9カ月で計上されている。同社がSECに提出した目論見書によると、当初の損失は立ち上げ費用や技術開発コストによるものだが、最近のものとしては、2005年最初の9カ月で1億7630万ドルというマーケティング費用が含まれているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

 
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