携帯電話向けの無料ホームページ(ホムペ)作成サービスを運営するピーネストは、同社のサービスを利用している女子中高生に対し、Twitter、およびリアル(リアルタイムブログ)についての意識調査をし、その結果を9月15日に発表した。Twitterの認知度が15%程度にとどまる一方、リアルの認知度は75%と高かった。
この調査は8月6日から8月8日までの間、ピーネストのサービス「@peps!」「Chip!!」に携帯電話からアクセスした女子中高生を対象として実施した。有効回答数は女子中学生1000人、女子高生が1001人の計2001人。
調査結果によると、Twitterの認知度は女子中学生で18.1%、女子高生で15.1%となった。一方、携帯電話などからリアルタイムにブログを更新するリアルについては、女子中学生の76.5%、女子高生の75.8%が「知っている」と答えた。Twitterとリアルは短い言葉を次々と投稿していくという点で似ているが、認知度に開きがあり、「リアルは、Twitterとは無関係に、女子中高生の間で広がった独自の文化である」とピーネストでは説明している。
リアルを利用しているユーザーのうち、「1日10回以上リアルを更新する」と答えた人の割合は、女子中学生で27.1%、女子高生で25.3%にのぼった。およそ4人に1人が1日10回以上リアルを更新をしているという計算になる。
「リアルのいい所は?」という質問に対しては、女子中高生ともに「暇つぶし」という回答が最も多かった。このほか、「自分の気持ちや思い出を記録しておける」「友達の状況がすぐわかる」「自分の状況をすぐ伝えられる」など、リアルタイムコミュニケーションの利点を挙げる回答や、「書く内容を悩まず、思ったことをすぐ投稿できる」「本音が書けてストレス発散になる」「メールのように返信しあう面倒くささがない」など、気軽に発信できる点を評価する回答が多かった。
なお、ピーネストでは同日、デコメなどのHTMLメール素材を投稿できる「@peps!デコリアル」を開始している。
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