携帯電話の場合、特有の使われ方(時間帯や利用方法)、キャリアごとの独自のルール(掲載基準)があるので、そこを理解してからサイトを設計しなければ、せっかくの構想も無意味になってしまう可能性がある。ここに注意が必要である。 そこで、ユーザーの年齢層と利用シーンについて述べたい。ビデオリサーチインタラクティブ調べによる「ケータイ2008 edition」において訪問留置き調査を実施した結果が以下である。
上記は全体の1時間ごとの利用状況を示したものである。次に男、女総合のそれぞれの利用状況である。上が男性、下が女性となる。
これを見ると、全体と男・女の波形の差分はあまり特筆するほどではないが、男性の方が通話が多く、女性の方がメールが多いことが読み取れる。これは日中のビジネスユースを考えた場合、どうしても男性の方に通話が多くなってしまうからではないか、と考えられる。
携帯電話の利用においては、年代ごとの差異の方が大きいので以下にその比較グラフを掲載する。上が男性、下が女性となる。
これを見ると全体とは違い、10代では男女の差分はなく、全体に比べて縦軸のスケールも50%と多いことから、四六時中携帯電話をいじっており、通話よりもメールやサイトアクセスが多いことが読み取れる。
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