携帯電話の普及により公衆電話が減少。使用する機会が少なくなったテレホンカードだが、公衆電話以外での活用方法もある。その活用方法はどのくらい知られているのか、実際に活用した人はいるのかなどを20代から40代のネットユーザー364名に調査、回答を集計した。
現在、未使用のテレホンカードを「所有している」としたのは59.6%。60%近くが持っているようだが、その理由は「使用する機会がないから(61.8%)」がトップ。「気に入っているので使いたくない(39.2%)」と、あえて保存してある人は40%に満たず「忘れていた(14.7%)」「どこに保管してあるか見つけられない(5.5%)」を選択した人も。
未使用のテレホンカードで支払いができるところを6つ提示したところ、知っているものが「ある」としたのは全体の44.5%、40代では60.2%もの人が知っているものが「ある」と回答。
どれを知っているかを聞いてみたところ、多数の人が「NTT通話料(92.6%)」とした。以下、「アニメイト(9.3%)」「東横インホテルの宿泊料金(8.0%)」「YellowHat(4.3%)」「PCデポ(3.1%)」の順となった。
実際に提示した6つのどこかで未使用のテレホンカードを支払いに使ったことがあるのはわずか14.2%。支払い経験者の65.2%が「NTT通話料」、26.1%が「東横インホテルの宿泊料金」で使用していた。
また、テレホンカードが募金に活用できる場合もあるが、未使用・使用済みのどちらかでも募金をしたことがあるのは18.7%のみ。72.5%もの人がテレホンカードを募金に活用できることを知らなかった。公衆電話をあまり使用しない人にとっても有効に活用する方法はある。1度、手元にあるテレホンカードの使い道を考えてみるのも楽しいのではないだろうか。
関連調査:テレホンカードの所持率は5割。携帯電話と併用の理由は?
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス