ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
ペットも家族の一員とみなして生活する人が多い今、ペットの病気、老い、食に関連するサービスも多様化する傾向にある。ペットにかける費用やペット専用の保険、サプリメントの利用状況について、20代から40代を中心とするネットユーザー男女の回答を集計した。
有効回答数は調査対象455名のうちペットを「飼っている」と回答のあった109名。ペットの種類(複数回答)は「イヌ」が45.9%、「ネコ」が39.4%、「魚」が25.7%、以下「は虫類系」「鳥」「うさぎ」「昆虫系」「その他」が各10%未満。
ペットにかける費用は、ひと月に「5,000円未満」が56.9%で最も多く、次いで「5,000円〜10,000円未満」が24.8%、「10,000 円〜15,000円未満」が11.0%。「15,000円〜20,000円未満」「20,000円〜30,000円未満」「40,000円〜50,000 円未満」も数人いた。
飼っているペットの種類別にみると、「5,000円未満」と回答したのは「魚」や「ネコ」などは過半数にのぼったが、唯一「イヌ」だけは38%だった。
また「5,000円〜10,000円未満」は、「ネコ」で23.3%、「魚」で14.3%と各種類で25%以下にとどまったが、「イヌ」では36.0%と高かった。全体の8割以上は月10,000円未満だが、中でも「イヌ」を飼っている人がかけている費用は他の動物を飼っている人よりもやや高めのようだ。
ペット保険加入者は全体で7.3%だったが、「イヌ」を飼っている人では14.0%にのぼった。また全体の12.8%がペット用のサプリメントを与えており、特に「イヌ」を飼っている人では16.0%だった。現時点ではペット保険、ペット用サプリとも利用者は少数だが、愛犬家は積極的にこれらを利用していることが伺えた。
また、ペット保険に入っている人の37.5%がペット用サプリを「与えている」と答え、入っていない人の10.9%を大きく上回った。回答数は少ないが、ペット専用のサービスを複合利用する人々の存在が垣間見えた。
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