弁護士のHal K. Levitte氏は、136.11ドルの費用をかけて広告を出したにもかかわらず、何も良い結果が生まれなかったとして、Googleの提訴に踏み切った。
InformationWeekが、この訴訟について伝えている。
同報道によれば、Googleは、「Levitte International」の広告を、登録済みではあるもののホームページのないインターネットアドレスであるパークドメインページに対して20万2528件、ブラウザ上で無効なURLが打ち込まれた時に表示されるエラーページに対して1009件の広告を掲載したという。この広告により、Levitteは、パークドメインページから668回のクリック、エラーページから25回のクリックを得たものの、実際に良いビジネスに結びついたことは1度もなかった。
訴状には「Googleが顧客の出す広告について、パークドメインやエラーページに関連して掲載されていると知らせることを怠り、また、掲載された広告は、こうしたパークドメインやエラーページが理由で表示されたと顧客が判断するための有効な手段を提供してこなかったのは、実に不当な行為である。実際のところ2008年3月までは、Googleは、パークドメインやエラーページ関連で広告が掲載されるのを排除する手段を、まったく顧客に対して提供してこなかった」と記されている。
さらに「キャンペーン期間中に原告が出した広告からの全クリック数のうち、パークドメインやエラーページ関連広告からのクリック数が、およそ16.2%を占めたものの、その結果として、ホームページ上でオンラインフォームに記入したり、電話や電子メールでコンタクトを取ったりすることに結びついた例は、1件もなかった」とも、訴状には示されている。
Googleの広報担当であるJon Murchinson氏は、訴状の内容を十分に検討するまでは、一切のコメントを控えると語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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