「作家の氷室冴子さんが亡くなった。」と、6月某日のマイミクの日記。氷室さんは、少女向け小説で有名な作家という程度の知識しかなかったので、ちょっとネットで調べてみた。
そうしたら、何と高校の同級生だった。わずか6クラスしかない田舎の高校だったので、接点はあったはず。そのことをマイミクのコメント欄に記入したところ、マイミクのマイミク(女性)から、「私を覚えていますか?2年生の時に同じクラスだった・・・」と、当時の憧れの学級委員(氷室さんの幼なじみでもあった)からのメッセージがきた。甘酸っぱい不思議な気持ちになった。
突然、青春時代が蘇りソワソワしていた翌日、知らない社員から突然メール。「インターネットでコラムを読みました。大いに共感したのでメールしました。・・・・是非お会いし、意見を交換致したく・・・」という内容。
断る理由もなかったので、お会いすることを約束。そして、会った。おじさんであったが、志が同じであったことがわかり、仲間が一人増えた。とても嬉しかった。
そして、最近、社内SNSで、クラウドコンピューティングやマッシュアップのあり方について、紹介してある日記を見つけた。いつもなら、日記を読むだけなのだが、「貴殿の担当しているマッシュアップ基盤は期待できる。出来れば、私が考えているクラウドコンピューティングを紹介し、意見交換したい。」とコメントした。それを読んだ他の社員からも、是非参加したいというコメントが多数。ここまで言われたら、やるしかない!意見交換の場を設定することにした。
ふと気がつくと、ネットが結んだ縁から、どちらかというと受動的で、面倒なことは避ける傾向が強かった自分に、自ら行動し、さらに新しいコミュニティを形成しようとする自主的な意思が生まれている。
最近、インターネットの影の部分ばかりが注目されているが、ちょっと偉そうだけど、自分の心のあり方や姿勢で、光の部分を大きくすることができ、自分が元気になったり、成長したりできるのだと思う。
よしゃ、クラウドコンピューティングに関する意見交換会で、ぼろを出さないように、もっと勉強しよう。
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