ImifiedのDave HoffとAnthony Webbがメールでのインタビューに応じてくれた(2007年3月23日)。
IMifiedは、ウェブブラウザを立ち上げずにいつも使っているツールやサービスを利用するための簡単かつ一貫したインターフェースの提供するものです。インスタントメッセンジャー(IM)は単なる「チャット」以外にも使えると考えています。IMはオンの状態で常駐しており、使い方はとても簡単です。これを別の用途に使い、実際に何かをするのに役立つものにします。
自分自身が「Basecamp」(プロジェクト管理サービス)のアカウントに予定を書き込む簡単な方法を模索しているときに、IMifiedのアイデアが浮かびました。書き込み方法が煩雑すぎて、自分のプロジェクトへの書き込みをしていないことに気付いたのです。Basecampをよく利用しているのですが、ブラウザでこのサービスに終日接続しておくことはできません。IMは仲間や家族と連絡をとるのに一日中使っています。IMは常時接続しており、またそれが可能ですが、邪魔にはなりません。「とりあえず入力」という感じの簡単なデータ入力にふさわしいインターフェースです。
今のところ、Anthonyも私も自分の時間のほぼ半分をIMifiedの監視と拡張に費やしています。2人とも独立して仕事をしており、既存の顧客との仕事を継続しています。
今現在、IMifiedを2人で運営しています。IMifiedのコードは2人で協力して書きますが、双方とも互いをとても尊敬できるような得意分野を持っています。Dave Hoff(共同創立者)はIMified.comの設計とインタビューのようなPRの仕事、Anthony Webb(共同創立者)はサーバの順調な動きを維持し、ダウンタイムを限りなく0に近づけることに責任を負っています。2人とも、ユーザーと協力しながらIMifiedをより良くするためのクールで新しい方法を考える仕事を楽しんでいます。
私たちの独自性はすべてのサービスをIM上で行うところにあります。その際の設計上の最大の決断は改行を何回使うかです。IMifiedを使ってアプリケーションに接続するために、サービスの追加や設定変更用の安全なウェブインターフェースを提供します。ここでは、主にスピードと操作性を重視しました。私たちやユーザーにブラウザを閉じておくことを推奨していたことに気付きました。そこで、私たちはユーザーが一部のサービスに接続する際に使う本人証明の情報を保存する必要があり、これをすぐに簡単に出来るようにすることが重要でした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」