Amazonは、レジなしコンビニエンスストア「Amazon Go」の8店舗を閉店する。
対象のAmazon Goは、ニューヨーク市、シアトル、サンフランシスコにある。Amazonによると、シアトルにある2店舗は以前から営業を停止していたが、ニューヨーク市の2店舗とサンフランシスコの4店舗はまだ営業中で、4月1日に閉店予定だという。
Amazonは、「実店舗を持つ他の小売企業と同様、当社も定期的に店舗のポートフォリオを見直し、最適化のための判断を下している」として、「今後もAmazon Go形式に取り組み、米国各地にある20以上のAmazon Go店舗を運営し、Amazon Go店舗を進化させる中でどの立地や機能が顧客に響くかを把握していく」とコメントした。
Amazon Goは、レジに並ばずに買い物ができる店舗。買い物客は「Amazon」アプリを使って入店し、欲しいものを棚から手に取って、そのまま店舗を出る。支払いは、アプリに登録されたクレジットカードで行われる。
Amazonの最高経営責任者(CEO)を務めるAndy Jassy氏は2月、新たな形態の実店舗や食料品店に「大々的に」取り組みたいとしていた。Amazonは2022年に、すべての実店舗書店「Amazon Books」に加えて、「Amazon Pop Up」と「Amazon 4-star」の閉店を発表している。
同社は、最近ワシントン州ピュアラップで開店した店舗など、Amazon Goの新規オープンを今後も継続するとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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