Amazonは米国時間1月24日、月額5ドル(約650円)で複数の対象医薬品を受け取れる、プライム会員向けの新しい特典「RxPass」を提供開始した。米国のほぼ全州が対象だ。
高血圧や胃酸逆流など、80を超える一般的な疾患に対応するジェネリック医薬品が、このサブスクリプションサービスの対象に含まれる。5ドルには配送料も含まれている。配送は、ユーザーの処方箋に応じて月1回または3カ月に1回のいずれかを選べる。
「対象となる医薬品に月10ドル以上支払っているすべての顧客は、処方費用を50%以上抑えられるだけでなく、薬局に行く手間を省ける」と、Amazon Pharmacy担当バイスプレジデントを務めるJohn Love氏は発表の中で述べた。
米国のプライム会員は、Amazonのウェブサイトまたはアプリの「Amazon Pharmacy」セクションで、RxPassに登録できる。
Amazonは、オンラインで処方薬の注文を受けて配送するAmazon Pharmacyを2020年に立ち上げてから、ヘルスケア分野における基盤を強化している。2022年11月には、一般的な疾病を対象にオンラインで臨床医による問診を行う「Amazon Clinic」を開設した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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