「Facebook」を運営するMeta Platformsが、スマートフォンを通じて一部のユーザーの行動を無断で追跡し、プライバシーを侵害したとして提起されていた訴訟で、3750万ドル(約51億3000万円)を支払う和解案に合意したことが明らかになった。
今回の和解案は、米国時間8月22日にサンフランシスコの米連邦地方裁判所に提出されたもので、判事の承認が必要となる。
Metaは今回、カリフォルニア州法とFacebookのプライバシーポリシーに違反し、モバイルデバイスの位置情報サービスをオフにしていたユーザーの位置情報を収集したとして提訴された。
6月には、Facebookに外部のウェブサイトでの行動を追跡されていたとしてユーザーらが起こした訴訟で、9000万ドル(当時のレートで約104億円)での和解案に合意していた。2021年2月には、イリノイ州の生体認証情報プライバシー法に違反し、ユーザーの同意なく顔のスキャン画像を生成して保存したとして提訴されていた件で、6億5000万ドル(当時のレートで約690億円)を支払うことで和解した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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